夏の厄介者「アブ」を寄せ付けない対策まとめ
夏の水辺でのレジャー中によく遭遇するアブ。
どこからともなく集団で現れ、周囲をブンブン飛び回る。
噛まれた瞬間は痛いし、腫れるし、痛痒いし・・・
そして、あのしつこさ!
不快っ!
ってことで、ちょっと色々調べてまとめました。
すべては気持ちよくアウトドアレジャー(主に渓流釣り)を楽しむために!
アブの生態
いちおう、アブの生態について簡単に。
敵を攻略するには、まずは敵を知ること!
アブはハエの仲間
アブは昆虫綱ハエ目ハエ亜目の分類でハエの仲間なんだそう。
日本には100種類ぐらいいて(多いな)、そのうち10種ぐらいが吸血するらしい。
他は、花の蜜吸ったり、アブラムシ食ったり、そんな感じだそう。
温度があるものに集まる
アブは温度を察知し、恒久動物やエンジンをかけている車なんかに集まるそう。
そうか、車に大量に集まってくるのはこういうことなんだな。
二酸化炭素にも集まる
アブは人や動物が呼吸したときに吐き出す二酸化炭素にも反応するようで、もちろん車の排気ガスなんかもそれ。
なんだよ、温度とのダブルパンチじゃねーか・・・
黒とか赤に反応する
アブは赤や黒の色を好んで集まる傾向があるそうな。
なので、頭髪にも当然寄ってくる。
てか、ゴリラの車(黒)なんて格好の標的じゃないか・・・
トリプルパンチ・・・!
吸血するのはメスだけ
吸血するのはメスだけ・・・
らしいけど、どーせ寄ってくる奴はほとんどメスとかそんなオチなんじゃね?(←調べてない)
アブは『噛む』
よく「アブに刺された!」なんて言う人がいますが、厳密にいうと違います。
アブは刺すんじゃなくて“噛む”!
噛んで傷つけたとこから出た血を吸う(舐める)!
寄せ付けない対策
はい、ざっくりアブの生態が分かったところで本題。
いかにアブが寄ってこないようにするかです。
寄せ付けなければどうということはない!
①虫よけスプレーを使う
スプレータイプでも塗るタイプでも構わないです。
たしかに、スプレー(塗布)直後は寄ってこないけど、汗とか日光とかで持続時間が変わってきます。
②ハッカ油を使う
虫よけスプレーの代わりにハッカ油を使う方法。
市販品でなくても、ドラッグストアとかで材料を購入して安価に自作できます。
これもやっぱり汗とか日光とかで持続時間が変わります。
③蚊取り線香を使う【イチオシ】
蚊取り線香といっても、家庭用のあの緑の渦巻きではアブへの効果は薄い。
そこで、こいつ。
超強力虫除け線香「パワー森林香」。
林業・農業の人たちが使う、いわゆるプロ仕様。
家庭用のものより少し値段は高いですが、「これさえあれば他の対策いらなくね?」ってレベル。
渓流釣りでは、クマとかイノシシ避けとしても効果あり。
釣り以外にも、キャンプ、バーベキューなど様々な場面で活躍しますが、匂いが強いので室内での使用は控えた方がいいです。というかヤメとけ。
④濃い色の衣類を避ける
濃い色にアブは集まりやすいので、赤とか黒とか紺とかの衣類を避けます。
帽子をかぶるなどして頭髪を隠すのも重要。
これはスズメバチ対策としても効果あり。
⑤少し時間を置いてから車を降りる
アブは、車の表面の温度や排気ガスに含まれる二酸化炭素に反応して集まってきます。
そこで、現地に到着したらまずはエンジンをストップ!
後は車中でタバコでも吸いながら数分待つだけ・・・
これだけで、大量に集まってきていたアブたちも、だいぶ少なくなります!
車内への侵入も防げるので、けっこう重要なポイント。
あえて車内で倒して餌にする手もあるけど、あまりオススメはしないです。
まとめ
ゴリラのイチオシはパワー森林香。
ただし、香りが強いので、使用する場面に応じて虫よけスプレーやハッカ油などと使い分けするのがいいかと。
寄せ付けなければ噛まれることもないし、釣りにも集中できる!
今年の遊漁期間もあと一カ月ちょっと。
残暑と熊と虫に注意しながら、まだまだ渓流釣りを満喫していこウホ!
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