渓魚王座決定戦(味)


渓流釣りといえば、基本的にはイワナとヤマメ(アマゴ)が対象魚として有名ですよね。
じゃあ、どっちが美味しいの?

今回は、個人的な意見満載(むしろ、それしかない)で、どっちが美味しいのか頂上決戦といきましょう!

渓流魚の種類

まず、頂上決戦の前に、エントリー選手を確認しましょう。

【1】魚?いいえ、獣です。「イワナ」
【2】渓魚の女王「ヤマメ(アマゴ)」
【3】ワタシモイルヨ!「ニジマス」

以上、3選手です!
イワナとヤマメのどっち!?とか言っときながら、まさかの3種(笑)

さあ!果たして渓魚の王者となるのはどの選手なのか!?

エントリーNo.1 イワナ(岩魚)

ヘビでもカエルでもなんでも食べる川の獣「イワナ」。
背中に比べて腹側に広い魚体で、眼が若干上向きについているので、警戒心が強い魚として知られています。
『陸を歩く魚』なんて言われることもあります。

味に関しては、基本的にプレーンです。
独特の獣臭さがありつつ、色んな調味料や調理方法に合う、意外にも万能な印象。

塩焼きは焼き枯らし推奨
9寸ぐらいからは大味になるため、刺身にすると美味。

ほかに、みそ汁や燻製などもありますが、ゴリラのような酒好きには「骨酒」が特に堪んねぇ感じ!

エントリーNo.2 ヤマメ(山女魚)

渓流の女王として名高い「ヤマメ」。
イワナよりも少し下流側に生息しています。
警戒心は・・・個人的にはイワナより強いんじゃないかと思ってます。

上品な香りがあり、身はじゃっかん甘みがあります。
見た目だけじゃなく、味も女王の名がふさわしい!

塩焼きはふっくらと、身の特徴を活かしたほうが美味しいです。
香りと味が強いため、変に調味料とか使うよりもシンプルに塩焼きにするのが一番好きです。

エントリーNo.3 ニジマス(虹鱒)

日本では食用魚としてアメリカからやってきたニジマス。
釣り堀なんかでもお馴染みですね。
盛んに養殖がされており、選抜種や交雑種、倍数体など様々な品種が流通しています。

ブランド化されている品種はさておき、従来の陸封型のニジマスというと、タンパクな味わい。
ただし、環境や餌によって臭みが強かったり、水っぽかったりするので、ハーブなんかで臭みを消して食べることが多いです。

圧倒的不利!

いよいよ順位発表

さて、ここからはゴリラの独断と偏見で順位を付けます。
あんまり掘り下げてもアレなんで、サクっといくよ!

第3位 ニジマス!!

ええ、まあ仕方ないですね。
もちろんニジマスも美味しいんだけど、流通も多いせいもあって、イワナ・ヤマメほどの有難みもないですし。

さすがに相手が悪かったね!

続きまして・・・
 
 
 
第2位 ヤマメ!!

独特の香りと味が魅力的なヤマメ。
その反面、他の食材とケンカしちゃうこともあります。
家庭の魚焼きでの塩焼きに限定するのであれば、ブッチギリの1位でした。

惜しかったね!
 
 
 
そして栄えある優勝はもちろん
 
 
 
優勝 イワナ!!

やっぱイワナだよね。
夏ぐらいのあの獣臭さ、癖が堪んないよねー。
釣って楽しい、食って美味い、(骨酒にして)飲んでも旨い!

おわりに

今回の格付けに関しては、釣りのスポーツ的な要素は一切加味してません。
とにかくゴリラが好きな味ってだけで決めています。
ので、異論は認める。でも今回の王者はイワナ!