初めてクマと出会った話

魚を求めて、裏山探索!

遡ること15年ぐらい前。

当時、高校生だったゴリラは、このブログのお馴染みK氏とともに、近所の裏山に遊びに行ったのでした。

なんでそんなとこ行ったの?

だってね、その裏山には小川が流れていて、
「もしかしたら魚いるかも!」
なんて考えたわけですよ。
で、虫取り網片手に、急な山道を自転車で登っていったんですよ。

実は、前日の夕方に決行しようと入口まで行ったんですが、既に辺りは薄暗く

「これ、熊でそうじゃね?」

なんてビビって、翌日に延期したんでした。

ヤツは待っていた

小川っていいましたが、本当に小川。
川幅1Mぐらい。

魚らしい気配もなく、ほどなくして行き止まりに。

「なんだよー、全然じゃないかー」

なんて言いながら、ひとまず一服・・・じゃなくて休憩することに。

下向いて一息ついていると、なーんかおっきな黒いやつが視界に入ってくるんですよ。

ツキノワグマ
そう、みんな大好き『森のクマさん』登場です!
(画像はイメージ)

その距離、約20M。
1.5Mぐらい高い丘(?)の上にヤツはいました。
住宅地からは1kmないぐらいかな?

先に気づいたのはゴリラ。
落ち着いて、クマを刺激しないよう、一緒にいたK氏に声を掛けます。

ゴリラ「ちょ、K。あれってさ・・・」
K氏「ん?」
 ・
 ・
 ・
 
2人「ふえーーーーーーっっ!!」

刺激しまくり(笑)

全力で自転車こいで下山。
あんなに頑張って自転車こいだの、後にも先にもないよね。

だって命懸かってんだもの(笑)

いま思えば、全然クマ対策もしてなかったし、鉢合わせた時の対応も完全にダメなやつ!
 
 
 
でも、若いっていいねー。

自転車こぎながら楽しくなっちゃって

「やっぱ出た!笑」
「ふえーーーー!笑」

なんて変なテンションに。

とりあえず、刺激しちゃったけど追いかけられることもなく、下山後に通報するわけでもなく、近くにある小学校の校庭で落ち着くまで休憩。
「いやー、出たねぇ!」
「いい思い出(ネタ)できたな!」
なんて談笑し、そしてそのまま外で昼寝。
平和だねー、田舎だねー・・・

いや、近くでクマ出た(目撃した)のにコイツラ危機感ないの?

若いっていいねー(笑)

この貴重な体験は、渓流釣りでクマを意識するようになった大きなキッカケ(トラウマ?)だったんだなーと、30過ぎてから実感(遅
なお、学校ではもちろん、今でも2人で話してゲラゲラやってたりする鉄板ネタになったのでした。

おしまい!